第二磐梯吾妻道路
磐梯吾妻レークライン剣ヶ峰料金所
路線名 | 主要地方道70号福島吾妻裏磐梯線 |
有料道路区間 | 耶麻郡猪苗代町〜耶麻郡北塩原村 |
総延長 | 13.1km |
供用開始日 | 1972年10月20日 |
事業費 | 17.7億円 |
料金 | 普通車 930円 大型車T 1470円 大型車U 3350円 軽自動車 630円 軽車両 90円 |
【現在の状況や問題点など】 |
磐梯山北麓を占める標高約800メートルの磐梯高原には、 磐梯山の噴火によって200あまりの湖沼群が誕生し、今なお多くの観光客に親しまれている。 特にその中でも檜原湖、小野川湖、秋元湖は、裏磐梯三湖と呼ばれるほどの代表的な湖であるが、 意外にも檜原湖しか自動車用の周回道路がない。 レークラインは、そんな小野川湖と秋元湖の湖畔を走れるだけでなく、 桧原湖を含めた三湖の高台からの眺望、県下有数の渓谷美を誇る中津川渓谷の観光を楽しめる、 磐梯高原の観光道路である。 |
今回は、剣ヶ峰から秋元湖畔を目指して走行してみた。
剣ヶ峰付近の国道459号線の交差点から、磐梯吾妻レークラインがスタートする。
起点から少し進むと、剣ヶ峰料金所が見えてくる。
起点付近は小野川湖畔を進んでいくが、湖が間近で見えるのは料金所横付近のごくわずかな区間である。
起点付近
料金所手前
料金所横から見える小野川湖
料金所を過ぎると、やがて小野側湖畔を離れて上り坂となって一気に高度を上げていく。
途中小野川湖を眺められる展望箇所「涼風峠」があり、駐車場も小さいながらもあった。
やがて上り坂となる
最初の展望ポイント「涼風峠」からの小野川湖の眺め
その涼風峠からの上り坂
これって何山でしょうか?
さらに登っていくと、またもや湖を展望できる箇所が現れた。ここにも駐車場がわずかにあった。
2つ目の展望ポイントは、小野川湖のほかに檜原湖、反対側には秋元湖が眺められる、通称三湖パラダイスであった。
もっとも秋元湖のほうは、さらに少し登ったところのほうがよりよく眺められたが。
さらに登っていく
ふたつめの展望ポイント「三湖パラダイス」。手前に小野川湖、奥に檜原湖が望めた。
秋元湖の眺め
三湖パラダイスを過ぎさらに進んでいくと、やがて中津川渓谷に架かる中津川橋に差し掛かる。
中津川橋からの渓谷の眺めもすばらしいが、より楽しみたいなら間近で渓谷を観ることをオススメしたい。
なお渓谷への遊歩道入口には、中津川レストハウスも建てられている。
中津川渓谷にかかる中津川橋
中津川渓谷入口
渓谷を渡ると、一気に高度を下げて秋元湖畔を進むようになるが、木々に視界を阻まれてしまい、
湖面を観ることができたのは秋元湖東端であった。秋元湖が終わると、有料区間の終点となる。
一気に下っていく
秋元湖
終点
【感想】 |
三湖パラダイスからの眺めは、 その名称はどうかという話は置いとくとして(苦笑)、 確かにすばらしいものがあった。 ただ小野川湖と秋元湖については、湖畔を走行していても、 木々に視界を阻まれて、なかなか湖面を観られなかったのが残念。 また今回は中津川渓谷に立ち寄ることが出来なかったので、 いつかまた訪れたいものである。 |
2005年6月2日公開