第三京浜道路
第三京浜保土ヶ谷料金所
路線名 | 国道466号線 |
有料道路区間 | 東京都世田谷区〜横浜市保土ヶ谷区 |
総延長 | 16.6km |
供用開始日 | 1964年10月6日 玉川〜京浜川崎間 1965年12月19日 全線 |
事業費 | 888億円 |
料金表 | ||||
250 200 16.6 |
200 150 11.1 |
150 100 8.1 |
50 50 2.5 |
玉川 |
200 150 14.1 |
150 100 8.6 |
100 50 5.6 |
京浜 川崎 |
100 100 50 |
150 100 8.5 |
50 50 3.0 |
都筑 | 250 150 100 |
350 200 150 |
100 50 5.5 |
港北 | 150 100 100 |
400 250 150 |
500 300 200 |
保土 ヶ谷 |
250 150 100 |
350 200 150 |
600 350 250 |
700 400 300 |
左上側 上段・・普通車 中段・・軽自動車等 下段・・距離 右下側 上段・・特大車 中段・・大型車 下段・・中型車
【現在の状況や問題点など】 |
第三京浜は、非常に良心的な有料道路だと思う。 東京と横浜を結ぶ大動脈でありながら、全線通行してもわずかに250円。 同じく東京と横浜を結んでいる首都高を通った場合、 羽田線&横羽線でも湾岸線でも、東京区間700円&神奈川区間600円で、 1300円もかかってしまうのだから、本当に安い通行料金である。 そのうえ道路は片側3車線あり、ほとんど1直線に道路が伸びているため、 特に渋滞を発生させるようなポイントもなく、 1日17万台程度もある交通量でもびくともしない。 あえて欠点を挙げるとすれば、都内側が首都高と接続されていないくらいか。 そんな第三京浜も、全線開通から40年が経過したが、 いまだに無料解放されていない。 とっくの昔に事業費は償還されたと思われるが、 横浜新道、横浜横須賀道路との横浜プールに組み込まれてしまい、 料金徴収期間は平成48年にまで伸ばされてしまった。 さらに今後建設が進められている横浜環状南線も、 この横浜プールに組み込まれることが決まっているそうで、 そうなったら未来永劫第三京浜は無料化されないようなものだ。 こういうJHのやり方には、非常に腹が立つものであるが、 新たに建設される有料道路の事業費がべらぼうに高いだろうことは、 素人目に見ても明らか。 それをその新設道路の料金だけで事業費を償還していこうとしたら、 べらぼうに高い料金になってしまい、誰も利用しない道路になってしまう。 まさにアクアラインの二の舞であり、それでは道路を作った意味がない。 そこで第三京浜などの収支率が非常に高い道路の利用客に、 新たに建設される道路の事業費を負担してもらおうというJHの考えも、 わからなくはない。でもずるいと思う。 願うのは横浜環状南線が横浜プールに加わっても、 収支率が高いままでいてくれることだけである。 |
今回は玉川I.Cから保土ヶ谷I.Cを目指して走行してみた。なお早朝に走行したため、画像が非常に観にくくなってしまった。
後々再取材を敢行したいと思うので、今のところはご勘弁願いたい。
環八内回りから、[1]玉川I.Cに乗り入れ、第三京浜へ。なおインター番号は、看板には記載されていない。
内回りと外回りからの車線が合流すると、一気に下って新多摩川橋で多摩川を越える。
なお第三京浜は、片側3車線の道路である。
[1]玉川I.Cから第三京浜に入った下り
多摩川を渡って川崎市に入ると、上り線の玉川料金所を横に見た後、[2]京浜川崎I.Cに達する。
[2]京浜川崎I.C
京浜川崎I.Cの次は、[4]都筑I.C。上り線のみP.Aが併設されている。
なおインター番号の[3]がないと思われたかと思うが、今後新設される予定の野川I.C(仮称)に付けられるそうな。
[4]都筑I.C
都筑I.Cの次は、[5]港北I.C。将来首都高の横浜環状北線が、横羽線の生麦JCTから、この港北I.Cまで結ばれる予定で、
そうなるとJCT化されることになる。
[5]港北I.C
港北I.Cに続くインターは、[6]羽沢入口だが上り専用入り口なので画像なし(苦笑)。
その羽沢入口を横目に見ながら進むと、下り線専用の保土ヶ谷料金所が現れる。普通車は全線乗ると250円である。
料金所を過ぎた左脇に、下り線専用の保土ヶ谷P.Aがある。
保土ヶ谷P.A
料金所を過ぎると、終点保土ヶ谷I.Cとなる。ここでJCTとなっていて、二股に分岐している。
直進は首都高速神奈川2号三ツ沢線。左に分かれるのが横浜新道である。
[7]保土ヶ谷I.C。左は横浜新道。右は首都高三ツ沢線。なおこれでも画像の明度を上げています。
【感想】 |
全線片側3車線。非常に走りやすい道路であり、申し分なかった。 最高速度は80kmに設定されているが、100kmにしても何の問題もないだろう。 事実80kmほど走行していると、ほとんどの車が横を追い抜いていった。 まあ事実上高速なのだから、当たり前か。 |