八王子バイパス
八王子バイパス御殿山料金所
路線名 | 国道16号線 |
有料道路区間 | 八王子市〜町田市 |
総延長 | 4.5km |
供用開始日 | 1985年10月31日 |
事業費 | 282億円 |
料金 | 普通車 250円 大型車 420円 特大車 940円 軽車両等 30円 |
【現在の状況や問題点など】 |
八王子市街地を縦断している国道16号線の、 交通量増大による渋滞解消を目的に建設された国道16号バイパス。 そのバイパスのうち、町田市相原町から八王子市打越町までの区間が、 日本道路公団による一般有料道路「八王子バイパス」となっている。 国道16号といえば、大幹線道路である。 首都圏を環状している一般国道なので、その利用頻度は高く、 八王子付近もものすごい交通量がある。 その16号に有料区間を設置したJHは、なかなか冴えている。 有料区間はインターによる一般道との接続にしているため、 この有料区間を通らずに通行料金を節約する方法は、 今までの16号本線を通らなければならず、 よっぽどの地域住民でもないかぎり、そんなことはせず、 八王子バイパスを利用してしまうからだ。 現在でも1日あたり30000台を軽く越える交通量がそれを証明しており、 収支係数は66。非常に儲かっている。 通行料金は普通車で250円と、決して安くはないのにこの交通量は、 もうすごいとしかいいようがない。 この調子で儲かっていけば、償還期間の2015年より早く、 事業費を償還できるかもしれない。 ただそうなれば無料解放の時期が早まるわけで、 JHにしてみれば決して喜ばしいことではないのかも知れないが。 |
今回は八王子から相模原を目指して走行してみた。
左入町から国道16号バイパスに入り、中央道八王子出口が接続し、
国道20号が交差、八高線、中央本線、京王線と3つの線路をくぐり、
打越町の交差点から八王子バイパスとなる。
八王子バイパスは片側2車線。でも自動車専用道路ではなく、自転車でも走行可能である。
起点直後
八王子バイパスに入って500mほどで、早くも中谷戸I.Cとなる。
ここはフルインターであるため、ここで降りれば料金はかからない。
中谷戸I.C
中谷戸I.Cを過ぎると、住宅街を横切るために騒音を考慮して半地下構造になる。
次のインターは片倉I.C。しかし片倉I.Cは相模原方面への片肺供用であり、
ここで八王子バイパスを出ることはできない。
その片倉I.Cを過ぎてしばらく走ると、御殿山料金所に到着する。
中谷戸〜片倉間の半地下構造
料金所を過ぎると、鑓水I.Cとなる。
ここはフルインターであり、国道16号本線に接続している。
鑓水I.C
鑓水I.Cを過ぎると、町田市に入り相原I.Cに。ここで降りれば町田街道に接続している。
相原I.Cが最後のインターであり、直進すると有料道路区間は終了し、橋本五差路へ。
鑓水〜相原間
相原I.C
【感想】 |
さすがに八王子バイパスだけあって、 日曜にもかかわらずかなりの交通量があった。 画像ではそんなに車が多いようには見えないが、 撮影しやすいように車間距離をあけているためである。 それにしても4.5kmなどあっという間であった。 ここを通勤に利用している人は、 さぞや無料解放を願っていることだろう。 |