東水戸道路 常陸那珂有料道路
東水戸道路&常陸那珂有料道路ひたちなか料金所
東水戸道路 | 常陸那珂有料道路 | |
路線名 | 国道6号線 | 主要地方道57号常陸那珂港南線 |
有料道路区間 | 水戸市〜ひたちなか市 | ひたちなか市 |
総延長 | 10.2km | 4.5km(内有料区間 2.9km) |
供用開始日 | 1996年3月26日 水戸南〜水戸大洗間 1999年7月22日 水戸大洗〜ひたちなか間 |
1998年12月17日 ひたち海浜公園〜常陸那珂港間 1999年7月22日 ひたちなか〜ひたち海浜公園間 |
事業費 | 852億円 | 不明 |
料金 | 全線通行で 普通車 350円 中型車 400円 大型車 600円 特大車 950円 軽自動車等 300円 |
普通車 100円 中型車 100円 大型車 150円 特大車 300円 軽自動車等 100円 |
【現在の状況や問題点など】 |
東水戸道路はJHの一般有料道路、常陸那珂有料道路は茨城県道路公社の有料道路で、 別々の道路であるが今回は一緒にして書こうと思う。 なぜ一緒にしたかと言うと、どちらも北関東自動車道の一部と見なされているから。 なにしろ東水戸道路なんか、北関東道や常磐道の通行チケットで走行でき、 普通車なら100kmで走行できる。常陸那珂有料道路は、高速のチケットで通行できないが、 道路としては東水戸道路とつながっていて、おまけにインター番号はどちらの道路も、 北関東道からつながっている。利用する側から見ればどちらも北関東道である。 北関東道の茨城県内は、まだ友部I.Cまでしか開通しておらず、 東水戸道路も常陸那珂有料道路もまだ常磐道からの盲腸線としての機能しかない。 そのため現在北関東道も東水戸道路も、9000〜10000台程度の交通量しかないが、 北関東道が全通し、東北道や関越道と結ばれれば、今以上の交通量は確実。 2つの道路が本来の機能を果たすのは、まだもう少し時間がかかりそうである。 なお常陸那珂有料道路は、ひたちなか〜ひたち海浜公園間が有料区間であり、 ひたち海浜公園〜常陸那珂港間は無料走行区間である。 |
今回は、北関東道から常陸那珂港を目指して走行してみた。
友部JCTから常磐道から北関東道に乗り換え進むと、3つめの[17]水戸南I.Cから東水戸道路に入る。
[17]水戸南I.C
ここから東水戸道路
北関東道は片側2車線、最高速度100kmであるが、東水戸道路でも普通車は100kmであり、
道路の見た目は何にも北関東道と変わらない。まさしく高速であり、ここが一般有料道路だと言われても、
一般の利用客にはピンと来ない。
水戸南〜水戸大洗間
最初のインターは、[18]水戸大洗I.C。インター番号は北関東道とつながっている。
[18]水戸大洗I.C
水戸大洗I.Cを過ぎると、那珂川を跨ぐ。那珂川を越えると、もうそこは東水戸道路の終点、[19]ひたちなかI.Cである。
ひたちなか料金所が本線上にあり、これが東水戸道路と常陸那珂有料道路の料金所を兼ねている。
ひたちなかI.Cで下りる車は、左端の出口専用ブースでここまでの高速料金を支払い、
このまま常陸那珂有料道路を走行する車は、本線上のゲートで高速料金+常陸那珂有料道路の料金を支払う。
水戸大洗〜ひたちなか間
[19]ひたちなかI.C、常陸那珂有料道路の案内板
料金所を抜けると、常陸那珂有料道路となる。国道245号線の下をぐぐり、半地下構造で進んでいく。
[19]ひたちなかI.C内。ここから常陸那珂有料道路。
ひたちなか〜ひたち海浜公園間
わずか3kmほどで、[20]ひたち海浜公園I.Cに達する。インター番号はここも北関東道からつながっている。
[20]ひたち海浜公園I.C
一応ここで、常陸那珂有料道路は終点となるが、無料走行区間として道路はさらに続いている。
この先は常陸那珂港I.Cとなって、道路は終点となる。ただ無料区間なため、インター番号は表記されていない。
常陸那珂有料道路終点
常陸那珂港I.C。無料区間なため、インター番号はない。
常陸那珂I.C
【感想】 |
東水戸道路は、やはり北関東道とまったく変わらなかった。 ひたちなか市民にとっては利用価値の高い道路であろうか、 利用台数が北関東道並なのもうなずける。 しかしさすがに常陸那珂有料道路は、利用は少なめであった。 まあ、港に向かう道路であるため、仕方ない面もあるが。 |
2005年3月21日公開