日立有料道路


常磐自動車道日立中央I.C料金所 兼 日立有料道路料金所

路線名 主要地方道66号日立中央インター線
有料道路区間 日立市
総延長 1.6km
供用開始日 1993年10月20日
事業費 不明
料金 普通車  100円
中型車  100円
大型車  150円
特大車  300円
軽自動車等  100円
【現在の状況や問題点など】
日立有料道路は、常磐道日立中央I.Cに直結している道路である。
いわゆる日立中央I.Cへのアクセス道路であり、
このインターから常磐道に乗り降りする車は、
全車この有料道路の料金を支払わなければならない。
普通車でも100円の料金なため、さほどの出費にはならないが。
同じような構造は、同じ常磐道の流山I.Cに直結している、
流山有料道路にみられるが、印象としてはかなり異なる。
流山I.Cの場合、別段特別な構造になっていないため、
あえてアクセス道路を有料化するのに疑問を感じるが、
日立中央I.Cはアクセス道路が1.6kmとちょっと長いうえ、
トンネルや橋が設けられているため、事業費がかさんだことが伺える。
そのため流山有料道路よりは、存在意義はあると思う。
ただ付近の常磐道は割引の社会実験を行ったことがあるようで、
日立市を貫く国道6号線や国道245号線は、いまだ交通量が多く、
渋滞に悩まされているようだ。
たとえ100円といえども、この日立有料道路があるため、
より負担がかかるということで、高速に乗らない人がいるとしたら、
もったいないことである。付近の国道の渋滞が緩和されるとしたら、
この日立有料道路を無料化するなど、
なんらかの対策が必要かもしれない。
なおこの日立中央I.Cから常磐道に入る車は、
料金所で日立有料道路の料金を支払った後、高速のチケットを受け取る。
そして日立中央I.Cで高速を下りる車は、
高速料金+日立有料道路料金を、一緒に支払うようになっている。

今回は、常磐道日立中央I.Cから高速を下りた時のレポを書くことにする。
日立中央I.CはP.Aが併設されているが、そんなことは置いとくとして、日立有料道路の料金所を兼ねている、
日立中央I.C料金所をぬけたところが、日立有料道路の起点である。


料金所を抜けたところ。日立有料道路の起点。
なお左に上がる道路は、日立中央流通団地へ向かう道路だそうな。

有料区間に入ると、すぐかなりの下り坂となって若干右カーブしつつ、唯一のトンネルである高鈴トンネルに入る。
アクセス道路のトンネルとしては意外に長く、カーブしていることもあるが、入り口から反対側の出口が見えなかった。


すぐかなりの下り坂に

有料区間の唯一のトンネルである、高鈴トンネル

トンネルを抜けると、下りながらループして県道と接続する交差点に突き当たり、有料区間は終了する。


トンネルを抜けたあたり。下りながらループしている。

有料区間の終点となる、県道との交差点

【感想】
実際に走行してみて、インターを設置するところがなく、
しかたなく高所に設置した苦労がわかる気がした。
アクセス道路にトンネルを作ったり、ずっと坂道であるのも、
そうした高低差を解消するための策であったのだろう。

2005年3月21日公開

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