京葉道路
京葉道路船橋料金所
路線名 | 国道14号線&16号線 |
有料道路区間 | 東京都江戸川区〜千葉市中央区 |
総延長 | 36.7km |
供用開始日 | 1960年4月29日 一之江〜船橋間 1964年10月10日 船橋〜花輪間 1966年4月9日 花輪〜幕張間 1969年4月25日 幕張〜殿台町間 1979年11月21日 千葉東〜浜野町間 1980年10月1日 殿台町〜千葉東間 |
事業費 | 2756億円 |
料金 | 全線通行で 普通車 600円 中型車 600円 大型車 900円 特大車 2100円 軽自動車等 600円 |
【現在の状況や問題点など】 |
東京と千葉を結ぶ京葉道路は、交通量のオーバーフロー状態が続いている。 京葉道路の1日平均の交通量は、なんと30万台以上。驚愕の多さである。 しかも篠崎〜船橋間しか3車線化されておらず、残りの区間は片側2車線。 これだけの交通量がありながら、片側2車線でさばいているのだから、 渋滞が起こるのは当然である。 それにしてもなんで京葉道路はこんなに交通量があるのだろうか。 同じく東京千葉間を結んでいる首都高湾岸線・東関東道ルートも、 成田まで片側3車線化が終わっているにもかかわらず、 こちらもオーバーフロー状態である。 一言で言えば、東京千葉間の高速道路の車線数が足りないためである。 千葉の対岸の東京横浜間と比べてみればよくわかる。 首都高湾岸線は同じ3車線。首都高羽田・横羽線は京葉道路と同じ2車線。 さらに第三京浜が3車線。内陸に入るが東名も3車線ある。 これだけ道路や車線数があれば、交通は分散されるため、渋滞は少なくなる。 事実、かつて横羽線は大渋滞に悩まされていたが、 湾岸線の開通によって劇的に緩和された経緯がある。 東京横浜間と東京千葉間の交通量はさほど変わらないのに、 高速は京葉道路と東関東道の2つしかないのだから、 京葉道路にこれだけの交通量があるのは当然である。 その東京千葉間の渋滞を緩和させるため、第二湾岸の計画があるそうだが、 そんなものを作ったらまた途方もない事業費がかかるだろう。 それよりもアクアラインの料金を大幅に値下げして、 千葉〜川崎間を走行する車をアクアラインのほうに流すほうが、 より効果的に京葉道路の交通量を下げることができるだろう。 アクアラインが千葉プールに加わったことで、 京葉道路が未来永劫無料化されないものと決まってしまったのだから、 アクアラインが世間のお役に少しでもたつようにすべきであると思う。 |
今回は千葉市側から首都高7号線を目指して走行してみた。
館山自動車道を木更津方面から走行してきた私は、[12]蘇我I.Cを通り過ぎて、京葉道路区間に入った。
なお蘇我I.Cは、上り線入り口と下り線出口のみのハーフインターなため、今回は画像なし。
館山自動車道とインター番号が続いているのと、同じ片側2車線道路であるため、注意してみていないと、
館山道から京葉道路に入ったことに気付かないかも。
まもなく[11]松ヶ丘I.Cが見えてくる。
京葉道路に入ったあたり
[11]松ヶ丘I.C
松ヶ丘I.Cを過ぎると、千葉東金道路との分岐点である、[10]千葉東JCTが見えてくる。
なお、千葉東金道路には千葉東I.Cがあるが、京葉道路からではこのインターを利用できない。
[10]千葉東JCTの看板
[10]千葉東JCT。
京葉道路本線は真っ直ぐ。千葉東金道路へは左に分岐。
その次は[9]貝塚I.Cであるが、ここも上り線入り口と下り線出口のみのハーフインターであるため、今回は画像なし。
そしていよいよ渋滞の名所で知られる、[8]穴川I.Cが近づいてくる。
[8]穴川I.C
穴川I.Cの先は、東関東自動車道と交差している、宮野木JCTとなる。
基本的に片側2車線の京葉道路であるが、この穴川I.C〜宮野木JCT間だけは3車線となっている。
そのため上り線は、この穴川I.Cを越えると一気に流れだし、一方下り線は穴川I.Cで2車線に減少してしまうため、
京葉道路+東関東道の車がオーバーフローしてしまい、その渋滞が東関東道にまで及んでしまうこともある。
京葉道路本線は、宮野木JCT内に千葉西料金所がある。
宮野木JCT。ちなみにインター番号[5]は、東関東道の番号。
東関東道に向かう車のために、穴川I.Cからの流入車線がそのまま宮野木JCTでの流出車線になっている。
千葉西料金所
千葉西料金所を抜けると、宮野木JCTからの流入車線が合流して、[7]武石I.Cへと至る。
[7]武石I.C
武石I.Cの先は、[6]幕張I.C、[5]花輪I.Cとなるのだが、この武石⇔幕張→花輪間は無料開放区間となっている。
そのためこの区間だけ通行する車もあるのだが、車線数が変わらないために渋滞ポイントとなっている。
その武石〜幕張間に、幕張P.Aがある。ただ今回は立ち寄らなかったため、画像なし。
[6]幕張I.C
[5]花輪I.C。船橋という文字が見えるが、[5]船橋I.Cは上り線出口がないため、
あえて船橋と書いてあるのと思われる。
花輪I.Cの先は船橋料金所。さらに[5]船橋I.Cとなるが、船橋I.Cは上り線出口のみないため、画像なし。
画像はその先の[3]原木I.C。ちなみに船橋I.Cから先は、片側3車線となっている。
船橋料金所手前
[3]原木I.C
原木I.Cの先に鬼高P.Aがあるが、ここも立ち寄らなかった。しかし本線上から入り口を撮影。
鬼高P.A
鬼高P.Aの先は、もう[2]市川I.C。ここから[1]篠崎I.Cまでは、無料開放区間となっている。
篠崎I.Cから先は、首都高7号小松島線となり、もちろん別料金。
京葉道路は篠崎I.Cが始点ではなく、実はここから下道に降りて数km行ったところにある、一之江橋たもと。
今回はそこに行かなかったので、画像なし。
[2]市川I.C
[1]篠崎I.C。直進は首都高7号小松川線。
【感想】 |
日曜日の昼間に走行したにもかかわらず、かなりの交通量があった。 休日にこれだけあるのだから、平日のことは想像したくもない。 さすがにこの道を、平日に走行したいとは思わなかった。 |
2005年3月17日公開