松戸三郷有料道路
松戸三郷有料道路鷹野料金所
路線名 | 県道295号松戸三郷線 |
有料道路区間 | 松戸市〜埼玉県三郷市 |
総延長 | 2.2km |
供用開始日 | 1980年4月1日 |
事業費 | 80億円 |
料金 | 普通車 250円 大型車T 420円 大型車U 940円 軽自動車等 200円 軽車両等 10円 |
【歴史】 |
最近の東京都下およびその近郊の交通渋滞は著しく、 特に千葉県松戸市から都下金町を経て埼玉県三郷市、 草加市に至る県道松戸草加線の葛飾橋付近の交通は、 同路線がこの地域で一般国道6号のバイパスとしての機能を有していることもあって、 朝夕はもとより昼間でも麻痺状態であります。 江戸川をはさんで同県道で結ばれている、 千葉県東葛飾地区(松戸市、鎌ヶ谷市等)と 埼玉県東南地域(三郷市、八潮市等)は古くから同一生活圏として、 縁せき関係や生活物資の交通が多く、 昭和初期まで本計画橋の下流に木橋が架設されていた歴史があります。 そこで、県道松戸草加線の葛飾橋付近の交通緩和と、 これら同一生活圏としての両地区を短絡して、 地域の発展に寄与することを目的として本有料橋を新設するものであります。 |
【現在の状況や問題点など】 |
上の歴史に書いた通り、付近の江戸川にかかる橋は、どれも大混雑している。 国道6号線の新葛飾橋、県道松戸草加線の葛飾橋、国道298号線の葛飾大橋。 それらの橋の混雑の緩和に、松戸橋は付近の住民にとって、もうかかせないだろう。 250円という通行料金は、実際は高い感じがするが、 国道6号線をはじめとする幹線道路の渋滞はすさまじいものがあり、 料金を払ってでも通行する価値はあるだろう。 1日1万台を越える通行台数が、それを物語っているといえる。 |
今回は、三郷市側から松戸市に向けて走行してみた。
松戸三郷有料道路の三郷側起点は、県道松戸草加線の有料橋入口交差点なのだが、
その100mほど横の国道298号線から有料区間に入った。有料区間に入るとものの数百mで、料金所が見えてくる。
鷹野四丁目交差点から、料金所を望む
料金所を過ぎると、もう松戸橋の上り坂となるが、江戸川を越えるのは上りきってから。
松戸橋は片側1車線。意外にも最高速度が40kmであり、有料道路にしては速度が遅いが、坂がきついからであろう。
松戸橋の上り坂
江戸川を越えているあたり
江戸川を越えると下りとなり、右カーブののち左カーブして、
県道松戸野田線と接続する、古ヶ崎五差路に差し掛かって有料区間は終了する。
江戸川を越えてからの下り坂
終点手前
【感想】 |
外環道の下を走る国道298号線の開通によって、 今まで以上にこの松戸橋が利用しやすくなったのではないか。 今回私がそのルートで走行したのも、298に接続しているという、 その利便性のよさからであった。 5年後に無料解放されれば、もっと便利になるだろう。 |
2005年3月23日公開