鬼押ハイウェイ
鬼押ハイウェイ軽井沢区間料金所
路線名 | 一般自動車道鬼押ハイウェイ | |
有料道路区間 | 群馬県吾妻郡嬬恋村〜 長野県北佐久郡軽井沢町 |
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総延長 | 17.0km | |
供用開始日 | 1933年8月1日 | |
料金 | 軽井沢区間 | 鎌原区間 |
普通車 260円 小型バス 610円 大型車 1010円 二輪 150円 |
普通車 360円 小型バス 860円 大型車 1410円 二輪 250円 |
【現在の状況や問題点など】 |
この鬼押ハイウェイは、(株)コクドが作った一般自動車道である。 言ってしまえば、鬼押出し園に来る観光客のための、観光路線なわけで、 この路線で交通量うんぬん言っても意味ない。 歴史は非常に古く、なんと開通は昭和8年。 既に70年以上も経っているわけであるが、世界3大奇勝の鬼押出しともなれば、 昔も多くの観光客が訪れたと思われ、特に驚く古さではない。 もっとも鬼押出し園には、鬼押ハイウェイを使わなくても行くことはできるが。 現在鬼押ハイウェイは、峰の茶屋〜鬼押出し間の軽井沢区間と、 鬼押出し〜三原間の鎌原区間に分かれている。 2区間通して走行すれば、普通車で620円かかるが、 軽井沢区間のみなら260円で済む。 一般自動車道ではおなじみのシステムであり、いいシステムだと思う。 観光路線として見れば、軽井沢区間のほうが圧倒的にいい。 間近で浅間山を望むことができるからだ。 鎌原区間の半分は、地元住民の生活道路としての意味合いが強い。 |
今回は、軽井沢の峰の茶屋から走行してみた。
国道146号線から、白糸ハイランドウェイと鬼押ハイウェイがわかれる峰の茶屋の交差点が起点である。
峰の茶屋の交差点であり、鬼押ハイウェイの起点。
左の画像の左方向が鬼押ハイウェイ、右方向が国道146号線。
鬼押ハイウェイに入ると、すぐ軽井沢区間の料金所に到着する。
この区間の通行料金は、普通車で260円である。
軽井沢区間料金所から、峰の茶屋方向を望む
料金所を抜けた後の景色
料金所を過ぎても、道の両側に木が生い茂っている景色は変わらない。
しかいs長野県から群馬県に入ししばらく行くと、両側の木々の背が低くなっていく。
そこを、一直線に道路が貫いている。
そして一気に視界が良くなり、左側にでっかい浅間山が出現する。
取材した日は、快晴の絶好の天気のうえ、まだ浅間山は雪で真っ白であったため、
その美しさに圧倒されてしまい、しばし魅入ってしまった。
この付近は、本当に道路が一直線であり、北海道の道路のような雰囲気を味わうことができる。
快晴の青空の下、真っ白に輝く浅間山
浅間山の横を一直線に貫く鬼押ハイウェイ
この付近の鬼押ハイウェイが、この道路のハイライトといえよう。
このあと、下りになると、もう鬼押出し園に到着する。
鬼押出し園
鬼押出し園は、コクドと同じ西武グループのプリンスホテルが経営している。
だから鬼押ハイウェイとほぼ一体化しているわけです。
ここまで来たからには、鬼押出し園に立ち寄らないと失礼なので入園。
鬼押出し園は、冬季に訪れたため、夏季より100円安い500円でした。
いや〜、群馬に住んでいながら、大人になって初めて訪れましたよ。
結構面白いじゃないですか。もっと早く来ればよかったと後悔。
鬼押出し園からの浅間山
鬼押出し園の陸橋から観た、三原方向の鬼押ハイウェイ
鬼押出し園の駐車場で、軽井沢区間が終了し鎌原区間に入る。
こちらも入ってまもなくして、料金所に到着する。
料金所までの景色
鎌原区間料金所を、振りかえって撮影
鬼押出し園をすぎても、道路はあいかわらず下っていて、しかも直線が多く整備されている。
しばらく走行すると、また料金所が現れた。
しかしここの料金所には誰もおらず、少なくとも今日は使用されていなかった。
使用されていなかった料金所。こちらのほうが、看板もあって料金所っぽい。
このへんになると、もうかなり下ったので、観光道路というよりは生活道路の雰囲気である。
さらに道路はくだっていき、やがて国道144号線にぶつかって有料道路は終了する。
鎌原地区の景色
三原側起点から&JR高架下から起点に向かって
【感想】 |
正直、鬼押ハイウェイからこんなに見事な浅間山を見られるとは思っていなかった。 取材日が絶好の天気であったことも大きいが、 このすばらしい浅間山を観られるなら、少なくとも軽井沢区間は安いといえる。 ただ、鬼押出し園から道路を見ていると、鬼押出し園を素通りしていく車も多数あったので、 軽井沢〜嬬恋間のメイン道路としての役割も高いのかもしれない。 しかしその際の620円は、高いと思うが。 |