宇都宮鹿沼道路


宇都宮鹿沼道路(さつきロード)料金所

路線名 国道121号線
有料道路区間 宇都宮市〜鹿沼市
総延長 1.6km
供用開始日 1996年3月
事業費 不明
料金 普通車  150円
中型車  200円
大型車  250円
特大車  400円
軽自動車  100円
軽車両等   20円
【歴史】
さつきロードは、宇都宮市街地における慢性的な交通渋滞の緩和と、
近隣市街地の産業発展に寄与するため、
東北自動車道の鹿沼インターチェンジと宇都宮テクノポリス地域に至る区間のうち、
鹿沼市深津から宇都宮環状線の宇都宮市西川田間の延長2.5キロメートルのうち、
1.6キロメートルを有料道路事業により整備し、地域間交通体系の秩序ある形成を図り、
地域産業経済の発展に寄与することを目的に建設し、平成8年3月に供用開始しました。
【現在の状況や問題点など】
宇都宮市は、全国でも環状道路が発達した都市といえる。
国道4号、119号、121号、県道3号の4路線で、宇都宮環状道路を成しているうえ、
片側2車線、立体化と整備が進んでいて、市街地の渋滞緩和に大きく役立っている。
そのうえ北関東道が宇都宮上三川I.Cまで開通したことにより、
宇都宮市から首都圏へ高速へ行くルートが、東北道と北関東道の2つに増え、
今まで以上に利便性がアップした。
そんな宇都宮市街地にあるさつきロードは、東北道鹿沼I.Cと宇都宮環状道路結ぶ、
国道121号線のバイパス道路の一部として建設された。
北関東道の完成によって、鹿沼I.Cの利用客は多少少なくなったと思うが、
それでも宇都宮市民にとって一番利用しやすい東北道のインターであることには変わらず、
鹿沼と宇都宮を結ぶ新たなバイパス道路として、多くの交通量に恵まれているようだ。
そのためからか、片側2車線に拡幅する計画があるそうな。
もし片側2車線道路となれば、さつきロードは今以上の交通量に見込まれるだろう。
拡幅事業費上乗せで、料金徴収期間はさらに伸びてしまうが、仕方ないだろう。

今回は、宇都宮環状道路から鹿沼市を目指して走行してみた。
環状道路の国道121号線を走行してきた私は、さつきロード入口の交差点を左折して、さつきロードに入った。


さつきロード起点

姿川を渡る

さつきロードは片側1車線。バイパスの有料道路にしては物足りない感があるが、後々2車線に拡幅するらしい。
県道155号への連絡道路の交差点を過ぎると、その県道を陸橋で跨ぐ。
その後右カーブをしながら鹿沼市に入ると、さつきロードの料金所が見えてくる。


県道を跨ぐ陸橋

料金所を過ぎたところ

料金所を過ぎて若干の切通しを抜けると、もうそこは有料区間の終点である。
そこからもう少し走れば。そこはもう東北道鹿沼I.Cである。


さつきロード終点

【感想】
有料区間に信号がひとつもなかった。
1.6kmと短いが、それでも渋滞ポイントがなかったのは、
評価できる。これで片側2車線道路となれば、
一層利用しやすくなるだろう。

2005年5月2日公開

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