東金九十九里有料道路


東金九十九里有料道路料金所

路線名 主要地方道75号東金豊海線
有料道路区間 東金市〜山武郡九十九里町
総延長 10.0km
供用開始日 1998年3月20日
事業費 70億円
料金 普通車 200円
中型車 250円
大型車 350円
特大車 550円
軽自動車等 150円
軽車両等  20円
【歴史】
千葉県東部に位置する九十九里地域は、東京・千葉方面から多くの観光客を集めています。
京葉道路と接続している千葉東金道路が、その九十九里周辺との交通に大きく役立っていますが、
千葉東金道路と九十九里との間に位置する東金市周辺は、
通常の交通と相まって交通集中が頻繁に発生しており、特に夏期はひどい渋滞を巻き起こしています。
そこでこの渋滞を緩和させるために、東金・九十九里間に新たな有料道路を建設し、
周辺地域の生活環境の向上並びに地域産業・経済の活性化を図ることとなりました。
1995年から始まった建設は、70億円の費用をかけて、3年後の1998年に完成し、供用を開始。
これによって東京〜九十九里間の距離は一層縮まったのでした。
【現在の状況や問題点など】
東金九十九里有料道路の開通によって、東京・千葉と九十九里を結ぶメインルートである、
千葉東金道路の需要が一層高まったといっていい。それまでは千葉外房有料道路を使う手もあったが、
千葉東金と東金九十九里ルートは、2つの道路間にある唯一の下道区間も、
片側2車線の国道126号で結ばれていて、非常に短時間で行き来できるようになった。
その上千葉東金間が400円に、東金九十九里道路が200円と、
千葉〜九十九里間がわずか600円という料金の安さも、たいへん評価できる。
そういった意味で、東金九十九里有料道路は大変意義のある道路であると私は思う。
九十九里有料道路と接続している点も、観光客にとっては利用しやすい。
1日6000台以上の交通量もうなずける。

今回は、九十九里側から東金市を目指して走行してみた。
九十九里側は、九十九里有料道路から丸亀I.Cで分岐して始まるのだが、並行する県道から九十九里I.Cで乗り入れた。
片側1車線道路であるが、非常に走行しやすい道路であった。
すぐに今泉P.Aがあるのだが、これは下り車線専用で画像なし。
快適に走行していくと、やがて小沼田I.Cとなるが、上り線入り口と下り線出口のみ。


九十九里I.Cから乗り入れた直後

非常に走行しやすかった

小沼田I.C

その後はインターもなく、ひたすら快適に東金を目指して走行していくと、福俵P.Aの看板がみえてくる。
P.Aは下り線側にあるが、両方向から利用可能。


福俵P.A

福俵P.Aを過ぎると、いよいよ料金所が見えてくる。料金所は機械による支払いである。
料金所の先は、いよいよ終点が近づいてきて、押掘I.Cとなる。終点は東京千葉方面との接続のみなので、
国道126号で東金市街地や成東方面に向かう車や、国道128号で茂原方向に向かう車は、ここで降りることになる。


押掘I.C

押掘I.Cを過ぎると、もうそこは終点台方I.C。国道126号バイパスに接続していて、千葉東金道路東金I.Cは4kmほど先。


台方I.C直前

【感想】
国道126号バイパスから直接流入できるため、交通量もそこそこ見られた。
たださすがに冬であったことから、九十九里への観光客も少なく、
空いていた感は否めなかったが。

2005年3月5日公開

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