横浜新道
横浜新道戸塚料金所
路線名 | 国道1号線 | 国道16号線 |
有料道路区間 | 横浜市保土ヶ谷区〜戸塚区 | 横浜市保土ヶ谷区 |
総延長 | 11.3km | |
供用開始日 | 1959年10月28日 | |
事業費 | 1459億円 | |
料金 | 普通車 200円 中型車 250円 大型車 350円 特大車 550円 軽自動車等 150円 原動機付自転車 50円 |
【現在の状況や問題点など】 |
横浜新道は、国道1号線の渋滞緩和を目的として作られたバイパス道路である。 神奈川区から戸塚区まである横浜新道のうち、保土ヶ谷区から戸塚区までの区間が、 有料道路として機能しているに過ぎず、そもそも高速として作られた道路ではなかった。 ところが横浜新道開通後、横浜の道路は非常に発展を遂げ、 自動車専用の有料道路が次々に作られていった。 第三京浜、保土ヶ谷バイパス、首都高三ッ沢線、横浜横須賀道路、 それらは順次横浜新道と連結され、 やがて横浜新道が横浜の環状高速の一翼を担う道路になってしまった。 片側2車線として供用していた横浜新道には、この責務を果たすには無理があったため、 環状高速として需要が特に高い保土ヶ谷〜新保土ヶ谷間を、 片側3車線に拡幅する工事が進められ、平成8年にようやく完了。 さらにインターチェンジの改良などが行われ、最近になってようやく完成形となった感じだ。 総延長が第三京浜より短いにもかかわらず、事業費が高くなっているのは、 こういった工事が最近まで行われていたことが原因であろう。 とはいえ1日14万台以上の交通量があれば、事業費の償還はとっくに済んでいると思うが、 第三京浜、横浜横須賀道路と横浜プールに組み込まれてしまったため、 供用開始から45年以上が経過しても未だ無料解放には至っていない。 現在のところ料金徴収を終える予定は、2036年。 横浜環状南線が完成すれば、さらに無料解放は遠のいてしまう。 横浜新道は、未来永劫無料にはならないと思ったほうがいいのかも知れない。 なお、路線名に国道16号線が含まれているが、 これは横浜横須賀道路と一般的に思われている新保土ヶ谷〜狩場間が、 法律上は国道16号線の横浜新道であるからである。 |
今回は第三京浜と接続している三ッ沢JCTから、上矢部I.Cを目指して走行してみた。
なお第三京浜と同じく早朝に走行したため、画像が見にくいことをご了承ください。
三ッ沢JCTからから横浜新道に入ると、最初は片側2車線であるが、
常盤台トンネルをくぐり、[7]保土ヶ谷I.Cから首都高からの車が流入してくると、片側3車線となって進んでいく。
次のインターは[8]常盤台I.Cであるが、上り線出口のみのハーフインターであるため、今回は画像なし。
常盤台オフランプと言ったほうが正しいか。なおインター番号は、第三京浜から連続しています。
三ッ沢JCTを過ぎたあたり。片側2車線である。
常盤台I.Cを過ぎると、すぐ保土ヶ谷トンネルに差し掛かる。
渋滞の名所であるそうだが、事実トンネルに向かって上り坂となっていて、スピードが落ちやすい構造となっていた。
この保土ヶ谷トンネル内に、[9]峰岡I.Cがある。峰岡I.Cも下り線出口しかないため、峰岡オフランプが正式か。
保土ヶ谷トンネル
保土ヶ谷トンネル内にある、[9]峰岡I.C
保土ヶ谷トンネルを抜けると、今度は[10]星川I.C。こちらは下り線入り口しかないため、星川オンランプか。画像なし。
そしていよいよ[11]藤塚I.C、[12]新保土ヶ谷I.Cに差し掛かる。
下り線の場合、新保土ヶ谷I.Cで横浜横須賀道路、保土ヶ谷バイパス、首都高などに乗り換えるには、
藤塚I.Cで横浜新道を降りなければならない。
保土ヶ谷トンネルを抜けたところ
[11]藤塚I.C。横浜横須賀道路、保土ヶ谷バイパスなど、新保土ヶ谷I.Cで乗り換えできる路線名が、
ずらりと書かれているのがわかる。
新保土ヶ谷I.Cを過ぎると、拡幅した片側3車線区間は終了し、片側2車線となって進んでいく。
続いては[13]今井I.C。インターを降りれば環状2号線に接続している。さらに[14]川上I.Cとなる。
新保土ヶ谷I.Cを過ぎると、片側2車線に
[13]今井I.C
[14]川上I.C
横浜新道を終点が近づき、ようやく本線上に戸塚料金所が現れる。
その手前に本線を拡幅したかのような形で、戸塚P.Aが併設されている。
戸塚料金所を過ぎると、[15]上矢部I.C、そして戸塚終点となる。
戸塚終点
【感想】 |
第三京浜と比べると、トンネルがあったり坂があったりと、 けっこう起伏にとんでいて渋滞しやすい箇所が見受けられたが、 保土ヶ谷〜新保土ヶ谷間は片側3車線あるため、走行しやすかった。 |
2005年2月28日公開